小さい子どもを育てながら、看護師として病棟夜勤をこなすのはとても大変ですよね。
子どもを産んで、今から産休復帰しようと考えている方、ブランクからの看護師復帰を考えている方はとても不安な気持ちでいらっしゃると思います。
私は、結婚して一度看護師を辞めて、出産後に看護師復帰しました。
看護師に復帰して、今月で10か月目になります。
本記事では、子育てしながら現役病棟看護師として夜勤をやっている私が、今のこの夜勤生活のリアルな情報をお届けします。

看護師めるの基本情報
「看護師めるのプロフィールと家庭事情」
・看護師7年目の30代看護師
・夫、子供と3人暮らし
・子ども1人、現在3歳。保育園に通園中
・保育園は平日8時-18時のみ(延長なし)、夜間保育なし。
・急性期一般病棟勤務(夜勤ありのフルタイム勤務)夜勤は2交代で月3回
・夫は会社員で月2回程度出張あり
・実家は遠方ですぐに頼れる家族や親戚なし
夜勤の組み方
める家の場合、私が夜勤中、子どものお世話は夫が担当しています。夜間保育は利用していません。ですので、私が夜勤の時は、夫が必ず家で子どもの面倒を見れるように予定を調整しなければなりません。
夫は出張が月2回程度あるので、夫の出張と私の夜勤が被らないようにしないといけません。また、私が夜勤の時は、夜勤入りの日の夕方の保育園のお迎えと、夜勤明けの日の朝の保育園への送りを夫が担当しなければいけませんので、私が夜勤の日は、夫が保育園の送迎が確実にできるようにスケジュールを調整してもらわなければなりません。
私の勤務している病院では、翌月の勤務希望の締め切りが毎月15日、勤務表が出来上がるのが25日前後です。つまり、毎月15日までに夫に翌月のスケジュールを聞いて、出張予定の日に夜勤が被らないように勤務希望を提出し、25日に私の勤務表が出来上がったら、その勤務表を元に夫が、翌月の仕事のスケジュールを組んでいきます。
私の今の病棟では、勤務希望が出せるのは月3つまでですが、この日は夜勤を入れないで欲しいという希望は無制限で受け付けてくれるので非常に助かっています。ですが、毎月25日前後になると、夫から「来月の勤務表はまだできないのか?」と言われるので、もう少しスピーディーに勤務表を作ってもらいたいというのが切なる願いです。勤務表の組むスピードは所属部署の師長によるので、こればかりは働いてみないとわからないと思います。
看護師の夜勤は皆さんご存じの通り、急に勤務変更してもらうのが非常に困難です。子どもは熱を出すことが多々あり、発熱した場合は保育園に預けることができません。める家の場合は、近くに家族や親せきがおらず、病児保育も利用していないので、私が夜勤の時に子どもが体調不良になった場合は、夫が仕事を休むことになっています。(ここの辺は入職前に夫としっかり話し合って事前に決めたことです。)
<ポイント>
夜勤の時に子どもをどのように見ていく予定か。夫婦でしっかり話し合っているか。ということは面接時に看護部長から尋ねられました。事前に夫婦でしっかり話し合い、面接時は正直に伝えておくのがよいと思います。採用に有利になるからと言って、できないことをできると伝えてしまうと入職してからかなり苦しくなると思います。
夜勤前後の睡眠のとり方
私の職場は2交代夜勤で、16時半出勤~9時退勤のシフトになっております。
夜勤の間は約1時間半の仮眠休憩がありますが、夜間の緊急入院も多く、状況によってはしっかり仮眠が取れないこともあります。落ち着いた夜勤でも仮眠時間にしっかり眠れることはあまりないので、たいていは横になって休んでいるだけで入眠する前に休憩が終わってしまいます。
ですので、夜勤中に仮眠がしっかり取れなくても朝まで体が持つように、夜勤の仕事の前は2時間程度の睡眠をとっておきたいのが、理想です!!
しかし、子育て中の夜勤は独身の時と違って自分の都合に合わせて時間が過ごせるわけではないので大変です。ワーママ看護師めるの夜勤前のタイムスケジュールは具体的に以下のようになります↓
<平日>
7時~9時:子どもを起こして、ご飯を食べさせ、歯磨き、着替え、保育園に連れていく
10時~14時:仮眠
15時~出勤準備
16時:職場到着、夜勤開始
<休日>
7時~子どもが起床、ご飯を食べさせる(夫はまだ寝ている)
8時~子どもの遊びに付き合う、起床した夫にご飯たべさせる
10時~14時:仮眠しようとするが子どもに起こされて眠れない/子どもの昼ご飯は夫に任せる(夫が子どもを外に連れ出して外食でなんとかすること多々あり)
15時~出勤準備
16時:職場到着、夜勤開始
つまり、休日の夜勤入りは辛いということです…。
休日の夜勤明けも同じく辛いです。私は夜勤で疲れていてすぐにでも寝たい状態なのに、子どもに「ママ!朝だから起きて!!」と言って起こされてしまうからです。
<看護師めるのXでの呟き内容>
・「今日は土曜日の深夜入り!…ということはつまり、夫と子どもが家にいて夜勤前ゆっくり休めないということ😂夜勤前にパズルとかやりたくない!🧩頭使いたくないんだけど〜〜!」
・「夜勤前→子どもがうるさすぎて寝れない。夜勤中→短時間すぎて寝れない。夜勤後→スマホ見てたら気づいたら保育園のお迎えの時間が迫ってきて寝れない。子ども帰ってきたら夜まで当然寝れない」
夜勤日に子どもが体調を崩した場合
私の場合は、夜間保育をやっていない保育園なので、夜間は預けていません。夜勤の時は子どもが体調を崩しても、仕事を休むことができないので、我が家の場合は、夫が仕事を休むことになっています。夫も頻繁に休みをとれる訳ではないので、夜勤の時にこどもが体調を崩したらどうしようという不安は常にあります。病院併設の夜間保育をやっている保育園もあると思うので、頼れる家族や親せきが近くにいない場合は、そういう保育園に預けてた方が安心かもしれません。
子どもがインフルエンザに罹った時は、自分にもうつってしまい、夜勤を交代してもらったこともあります。菓子折りを持っていきましたが、病欠の際のお菓子は持ってこない方針になっていたみたいなので、勤務先の慣習を事前に確認しておいた方が無難です。
子育てしながらの夜勤って本当に大変ですよね!
これから夜勤を頑張ろうとしているママさん、本当にすごいと思います!!
不安は大きいと思いますが、やってみたら意外となんとかなっている私がここにいるので、思い切って一歩踏み出してみるといいと思います!
みなさんからのコメントお待ちしております!お気軽にどうぞ♪
2 件のコメント:
とても現実的で具体的な夜勤の組み方の例をありがとうございます!夫婦でしっかり役割分担を話し合い、スケジュールを調整している様子がよく伝わってきます。特に、夫の出張や保育園の送迎を考慮しながら勤務希望を出す流れは、看護師として働く上で家庭との両立を考える人にとって参考になるポイントだと思います。
勤務表の作成スピードが師長次第という部分は、確かに現場あるあるですね。25日頃に「まだできないのか」と言われるプレッシャーも共感できます。もう少し早く勤務表が確定すると、家庭側の予定も立てやすくなって助かりますよね。
また、子どもの急な発熱への対応策を事前に決めておく姿勢は素晴らしいと思います。面接で聞かれることもあるとのことで、事前に夫婦で話し合っておく重要性がよくわかりました。正直に伝えることが後々の働きやすさにつながるというアドバイスも、その通りだなと感じます。できないことを「できる」と言うのは確かに危険ですよね。リアルな体験談が詰まっていて、これから夜勤のある仕事を始める人にとって心強い記事だと思いました!
この記事、とても具体的で実際に夜勤をしながら子育てをする方にとって参考になりますね!
特に、**「夫の出張スケジュールと夜勤が被らないように調整する」「夜勤明けの送迎も考慮に入れる」といったポイントが詳しく書かれているのがリアルで役立ちそうです。 また、「勤務表の作成スピードが所属部署による」**という点も、これから職場を選ぶ人にとって重要な情報ですね。
さらに、「夜勤時の子どもの体調不良にどう対応するか」「夫婦で事前にしっかり話し合うことの大切さ」についても書かれていて、面接の際に正直に伝えることの重要性が強調されているのが印象的でした。
夜勤と子育ての両立は大変ですが、こうした計画性と夫婦の協力が鍵になりそうですね!
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