弱小サークルで初出展した結果と反省点
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昔に比べると、コミケのサークル出展事情は相当厳しくなっています。
コロナ対応のためチケット制になり、無料で誰でも自由に参加できていた時代に比べるとコミケへの入場者が半減しています。
そして、それがダイレクトに売り上げの減少につながっています。
特に大手サークル目当ての客のおこぼれにあずかっていた弱小サークルにとっては大打撃のようで、出展の原資を回収できないどころか、1冊も売り上げることができず、「売上0冊」のサークルも多いというのが現状です。
そういう事情も事前に知っていたため、初心者がコミケに初出展する私たちのサークルも、厳しい戦いを余儀なくされることは覚悟していました。
そうして参加したコミケC130での売り上げの結果は…
なんと「11冊」!
初参戦で11冊売るという成果はすごくいい結果じゃないでしょうか!
筆者的にはかなり満足の結果でしたが、今回のコミケでの反省点をまとめてみようと思います。
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反省点1:同人誌の印刷部数が多すぎた
今回、私たちのサークルが売り上げた同人誌は11冊でしたが、実は準備していた同人誌は100冊でした!
これは率直な感想として…「印刷しすぎた~~~!!!」
印刷部数が100冊となった経緯ですが、サークルのリーダーのAGさんが「50部~100部くらいで考えているが、どのくらいの部数が良いと思いますか?」とメンバーに確認し、それに対して私は「コミケの口コミとか調べた限り、初出展で50部ってかなり多いほうだと思います。」とコメントしましたし、メンバーのしゅんしゅんさんも、「50部あればコミケは十分な気がします!」と答えてくれていましたが、印刷会社の候補に挙がった「東京カラー印刷」の最小印刷部数が100冊ということで、今回は思い切って100冊印刷する方針となったのでした。
今回、同人誌100冊の印刷にかかった経費は「73,250円」でした!
結果、コミケで捌けた部数は100冊のうち11冊ということで、初心者サークルにしてはかなりの良い結果にはなりましたが、準備していた部数から見ると多量に余りが出てしまったということで、「印刷100部は多すぎたので次回は30冊~50冊で考えましょう。」という反省が意見として出ました。
反省点2:原価が高すぎた
同人誌の1冊の「販売価格1000円に対して原価が730円」であったため、1冊売って得られる利益が270円ということで、原価率が高すぎでした。同人誌の販売価格1冊1,000円というのは、他のサークルと比べて少し高めではありましたが、その分クオリティも高かったので、値段設定は良かったのではないでしょうか。
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今回は同人誌のクオリティを重視した結果、かなり質の高いものが出来上がったのですが、次回は若干妥協して、原価を抑え気味にする方針となりそうです。
ページ数が1冊40ページとしていたので、次回は原価を抑えるために、ページ数を30くらいにしても良さそうという意見が挙がりました。
反省点3:手に取りやすい安価なグッズを用意しておくべきだった
今回のコミケでは、サークルPlusUltra1.0のイラストを使ったオリジナルグッズ(タンブラーなど)をsuzuriで作成し用意していたのですが、グッズ購入者は0でした。
グッズ制作をsuzuriで発注するとどうしても原価が高くなってしまい、販売価格が相場より高めとなってしまうため、なかなか売れにくいようです。
今回はグッズのイメージをつかむために、初心者でも使いやすいサービスを使ってみたというだけなので、今後本格的にグッズを制作して売り出すのであれば、「原価の安いところを使うということが必須」という反省が挙がりました。
また、グッズはステッカーなど「安価で手に取りやすいものをつくっておく」と、たまたまブースに立ち寄ってくれた人が、「とりあえず1つ買ってみよう!」という流れで手に取りやすくなるのではないかという意見が出ました。
ということになります。
次回は2024年の夏コミケC104に参加予定です。
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サークル「PlusUltra1.0」ぜひお見知りおきを!!
>> PlusUltra1.0について
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